地域レベルの国際化
言葉の馴れにも時間がかかるものです。
生活慣習の学習もそう簡単でありません。
なにより日本人と結婚しても外国人であるという人びとの眼に慣れなければなりません。
「まなざしの地獄」を覚悟しなければならないかもしれないのです。
いまでは異人とはいわないのですが、成田税関でもノン・ジャパニーズをAliens(エイリアンズ=異星人というニュアンスをもつ)から、foreigners(フォーリナーズ)とよび変えたのはつい最近のことでした。
しかも、日本人の間には白人と非白人を区別(差別)する意識は根強いのです。
アジアの貧しい国の低学歴の女性と「異なった系統(文化)」に属する外国人であるがゆえにこそ差別することなく、人間として対等につき合うというのはそう簡単なことではないでしょう。
彼女たちの子供が幼稚園や学校へ通うようになったとき、母親が外国人、それもアジア人であることが「いじめ」の原因にならないともかぎらないのです。