出生時のトラウマ
出生時のトラウマは、自殺との関連性がいちばん高いということがわかっています。
スウェーデンのカロリンスカ研究所で医学工学部門の指揮をとっているべーティル・ヤコブソン博士の研究はさらに説得力があります。
博士は周産期(出生前後)の経験とその子の青年期のできごととの関連性をライフワークとして研究している人です。
ヤコブソン博士の研究でも、やはり、検査した他の11のリスクファクター(そこには親のアルコール依存、家庭崩壊などの社会経済的な要因もふくまれている)のうちで、自殺ともっとも関連が深かったのは出生.時トラウマであることが判明しています。
博上の研究はさらに、出生時トラウマのタイプと青年期に敢行した自殺の方法、あるいは死をまねいた暴力の種類とに強い相関関係があることも示しています。
首つり自殺をした2900人のケースでは、出生時になんらかの原因で窒息状態を経験していることがわかりました。
機械的な手段で自殺をした人たちの多くは、出生時に・・・
たとえば鉗子などの金属器具でとりだされるといった、機械的なトラウマを経験していました。